PC作業をしていたら、母からスカイプ。生まれて初めて、ひとりで新年を迎えるので、少し心細そうでした。私は、クリスマスだろうと新年だろうと、ひとりで過ごしたことがあるから、別に平気。外国で過ごしたりすると、意味合いが違ったりするので、なんだかその時に、できる形で過ごせば良いと思うようになりました。一応、たまっていた洗濯などを済ませて、なんとなく、新年を迎えられる感じにはしてみました。Kausでリサーチしたところ、欧米では、おおそうじは春だそうです。なんで、こんな寒い最中にやるのか、逆に不思議がられました。クリスマスと違って、みんな別に何の準備もしていないみたいです。ま、クリスマスやったばっかだし。
夕方から、MakiさんとEdwinのうちにお邪魔しました。数日前から、単発的に花火や爆竹の破裂音が響いていましたが、頻度が高くなってきました。自転車で向かう途中も、時々びっくりさせられました。お店はみんな閉まっていたけれど、バーは開いているみたいです。
なんと今日のメニューは手打ちそば!中華マーケットに行きそびれたから、インスタントラーメンで年を越そうと思っていたのに、いきなり、例年より豪華です。しかも、Senちゃんが打ってくれました。と、そんな訳なくて、Makiさんの手打ちです。それにしてもこの人、なんでも作ります。いくら売っていないからといって、すごいな。ひとりぐらしだから、いいかげんになっちゃうのを割り引いて考えても、私にはできそうもない。前菜の、ゆばのてんぷら+抹茶塩も、おいしかったです。あとは、茶碗蒸し。ぎんなんがいっぱい入っていました。
私達にはちょうどよく、太く短く生きよう蕎麦の完成です。そばって奥深い。定年後のおやじたちがはまるのも分かる。やっぱりちゃんと作ったものは、味がしっかりしています。つゆも手作り。ああ、良い年越しだ。
おいしくいただいていると、Edwinに、おなかいっぱいにしないようにと注意されました。これから、Oliebolを揚げるというのです。何度か食べましたけど、まるい揚げドーナツです。冬になって、あちこちにスタンドが出ていましたが、新年を祝うものなんだそうです。だから、年が明けたらスタンドは無くなるそう。なんでこれが、年越し?オランダ人がこれがないと年越せない、というのなら食べましょう。
Edwin作Olibol。えっと、複数形はOlibolenだっけ?けっこうおなかいっぱいにしてしまったので、なんだかでかい。Olibolは別腹じゃないみたいです。でも、縁起もんだから。やっぱり揚げたては、おいしいかったです。外はカリっと、中はふんわり仕上がっていました。オランダでの大晦日に、胃袋の中が、年越しそばとOlibolで満たされているかと思うと、感慨深い。
ワインを飲みながら、話していると、花火がどんどん上がります。でも、まだこれはリハーサルで、こんなもんじゃないらしい。いったい、どれだけ花火が上がるんだろう?新年に続く!
今日のなべ:50日目:投入物:なし。あっためただけ。